ガムが身体に与える影響

ガムは、小さくて味も長続きすることから仕事中や読書中など、何かに集中したい時に噛んでいるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、過剰に摂取してしまうとどんどんと身体と心の健康を蝕み、最悪の場合死を招くこともあります。
ガムは、身体にどのような影響を与えるのでしょうか？

・体内に与える影響
ガムは、虫歯の発症に繋がらないために人工の甘味料が使用されています。
その中にスクラロースという成分が使われているのですが、この成分は発がん性・肝臓への毒性・先天性欠損症を引き起こしてしまう可能性があるという一説もあります。
１粒に使われているスクラロースは微量でも、多くの量を摂取してしまうと免疫機能に異常をきたすといわれているのです。

・顎への影響
ガムは顎の筋肉を使用するので、慢性的に噛み続けると筋肉の疲労が溜まり疲れてしまいます。
また咬み合わせが悪い人は少しずつ状態が悪化して、顎関節症になってしまう可能性もあるのです。

・歯に与える影響
咀嚼の力が強い人は、ガムを噛む度に歯の表面のエナメル質が擦り減ってしまうことがあります。
エナメル質が剥がれた歯はより弱く脆くなり、知覚過敏や虫歯になりやすくなってしまうこともあるので注意が必要です。

・フェイルラインへの影響
ガムを噛むことにより筋肉が使われ続けると、筋肉も太くたくましくなり、骨も隆起してがっしりとたくましいフェイスラインになってしまいます。
顎が発達するので顔は四角くなり、また噛む歯が左右どちらかに偏っている場合片方だけがフェイスラインが変わり、左右非対称な顔になってしまうことも。

ガムが心に与える影響

・アスパルテーム
上記にもお話しした人工甘味料の中には、アスパルテームという成分が含まれています。
このアスパルテームにはメタノールという強力な神経毒が含まれており、これは体内で分解される際にスムーズに分解が行われない・メンタル面に影響を与えてしまう可能性があるのです。
ガムはストレスを緩和する効果もあるとされているので信じられないという人も多いでしょうが、問題はその摂取量です。
１日に2～3粒では問題なくても、仕事中継続して噛んでいて15～20粒は食べていては話は別ですよね。

ガムは、適度に摂取する分には問題ありません。
しかし、既に毎日多くのガムを摂取して、体型やフェイスラインに変化が出てしまっているという人は、摂取を控えた方が良いでしょう。
咀嚼による影響で皮膚のたるみなどが出てしまっている場合は、一度美容皮膚科に相談してみるのも手です。

ガムの摂取は適度に抑えましょう。