『消えないメイク』のアートメイクでより美しく!
公開日:2017/04/12 / 最終更新日:2019/08/25
アートメイクを刺青と同じようなものだと思って、敬遠してしまっている方は多いかもしれませんが、アートメイクのことをちゃんと知れば試してみたくなる方も増えてくるのではないかと思います。
そこで今回はアートメイクの特徴や魅力、そして刺青との違いについてご紹介します。
アートメイクの特徴
「アートメイク」とは皮膚下部分に専用のニードルを用いて染色する、化粧よりも自然に美しく仕上げる技術のことです。
皆さんが普段しているメイクとは違い、アートメイクは「肌の状態」や「表情」「骨格」などを考慮した上でより自然な仕上がりを目指していて、普段のメイクのベースとなるように仕上げていきます。
アートメイクの最大の特徴は長期間消えないというところにあります。
一度施術すれば約3年間持続していき、また水に濡れても落ちることがないため、スポーツや海水浴といったメイクが落ちやすい場面では大変活躍します。
施術可能な部位は眼球と爪以外の体表はほとんど可能ですが、一般的には眉、リップ、アイライン、ほくろ、フェイスライン、頭皮などとなっています。
もちろんアートメイクは男性にも施術が可能です。
アートメイクと刺青の違い
・痛みが少ない
刺青は表皮の下の真皮に施術していきますが、アートメイクは表皮から0.02~0.2ミリの部分にアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)で認可された安全な色素を着色していきます。
アートメイクも針は使いますが、刺青に比べると痛みはかなり弱くなっています。
・色素がだんだん消えていく
刺青は一度入れてしまうと除去をしない限り色素が残り続けてしまいますが、アートメイクは新陳代謝を繰り返すにつれて徐々に退色していきます。
アートメイクをするには医師の管理下で行う必要がある
2001年に厚生労働省は「針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為」を、医師免許を持たないものが行った場合、医師法第17条に違反になると各都道府県の衛生主管部長宛てに通知しています。
そのため現在アートメイクを施術するには医師免許が必要となっているのですが、エステサロンの中には無資格の人間が医療行為を行っているところもあるため、その点は注意が必要です。
美容皮膚科シロノクリニックは「日本メディカルアートメイク協会」の会員で、もちろんアートメイクの施術は医師免許を持った医師によって行っております。
また、当院では施術後のアートメイクの除去も受け付けています。
そのためアートメイクが気に入らなかった場合は同じ場所で除去することが可能なので、興味をお持ちの方は一度アートメイクへの挑戦を考えてみてはいかがでしょうか。