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男性とは違う? 女性が薄毛になる5つの外的原因

公開日:2017/04/13 / 最終更新日:2019/08/25

徳永 真理徳永 真理先生

男性とは違う? 女性が薄毛になる5つの外的原因

薄毛と聞くと男性の抱える悩みというイメージがありますが、実は女性で薄毛に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
いくら化粧や洋服で着飾ろうとしても、髪の毛が薄くてはオシャレを楽しむことは出来ませんよね。
女性が薄毛になってしまう原因にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

女性の薄毛は男性と違う?

男性と女性の薄毛の原因は、それぞれ違うものが関係しています。
男性の薄毛は男性ホルモンの増加が原因になることが多く、男性型脱毛症(AGA)が理由で薄毛を発症される方が多いのです。
また両親や家計の遺伝で薄毛を発症される方も多く、生活習慣などではなく体質が原因になることから改善が難しいとされています。

一方、女性は遺伝による影響は少なく、主にホルモンバランスの減少や更年期障害などによる体内バランスの乱れで一時的に引き起こされている場合も多くあります。
体質ではなく生活習慣などの外的要因が原因になるケースが多いことから、男性の薄毛に比べると比較的改善がしやすいともいわれています。

何が原因? 薄毛の外的原因とは

女性の薄毛を作る外的要因とは、主にどのようなものなのでしょうか?
ここで、薄毛を作る5つの原因をご紹介します。

1 睡眠不足
髪の毛の細胞は体の末端にあるため、体中に栄養素を行き渡らせた後に余った栄養しか供給されません。
睡眠不足で疲労が残っていたりホルモンバランスが乱れていると、栄養素を作りにくく消費の早い体内環境になってしまうので、髪の毛に栄養素が行き渡らなくなってしまいます。
栄養の行き渡らなくなった髪はツヤコシもなくなってしまい、細く抜けやすい髪質になってしまいます。

2 カラー、パーマ、ヘアメイク
カラーリング剤やパーマ剤、またヘアセットの際のスタイリング剤も、髪の呼吸を妨げて髪や毛根にダメージを与えます。
また、コテやアイロンなど高熱によるセットもキューティクルを傷め、ダメージが蓄積して薄毛を発症することも少なくありません。
また、過度なヘアケアも髪の負担になることがあり、薄毛が進行してしまうことがあります。

3 ダイエット
ダイエットによる薄毛は、10~30代の若い女性に多く見られます。
極端な偏食・断食・節食などにより必要な栄養素が不足すると、髪に栄養が行かなくなり抜けやすくなってしまうのです。
逆に、摂取カロリーが多くても頭皮に皮脂が溜まり毛穴を塞いで薄毛を招くこともあるので、バランスの取れた健康的な食生活が髪の健康を維持することに繋がると言えます。

4 ストレスの蓄積
社会人女性の薄毛で多いのが、ストレスによる薄毛・脱毛です。
人間はストレスを感じると頭皮が硬直し、血流不良を起こすことがあります。
血流が悪くなる=栄養素が髪に運ばれなくなるということなので、薄毛や脱毛症に発展してしまうのです。

5 喫煙
タバコは肺に吸い込まれると、一酸化炭素に変化して毛細血管を傷つけてしまいます。
これが継続的に続くと毛細血管は硬くなり血流不良を引き起こすのです。
また肌の生成や弾力を手助けしてくれるビタミンCを多く消費してしまうので、頭皮の健康を奪い毛根を弱くしてしまいます。

オシャレを追求したい女性ならではの外的要因が薄毛を作ってしまうことがあります。
既に薄毛に悩んでいる方は、一度美容皮膚科などに相談し、施術や治療を考えてみるのも良いでしょう。
髪の健康を維持するためにも、ヘアアレンジやダイエットは適度に抑え、髪が育ちやすい環境を妨げないように意識してみてはいかがでしょうか?

Profile このコラムは私が担当しました!

徳永 真理

徳永 真理先生とくなが まり

シロノクリニック銀座

「手術をしない美容医療によって、美しくすることができる」ところに魅力を感じて、美容皮膚科へ。注入箇所・量、デザインの精密な見極めが要求される、ボトックスやヒアルロン酸注入を得意としています。シロノクリニックのリーダー的存在、全治療のエキスパートです。

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