背筋を鍛えて見た目も中身もエイジングケア!
公開日:2017/05/03 / 最終更新日:2019/08/25
背骨の曲がった姿勢は決して美しいとは言えません。猫背は見た目で損するだけでなく、健康面まで悪影響を及ぼしてしまいます。ここでは姿勢をよくすることの利点と、その解消方法についてご紹介します。
姿勢が悪い=歳をとって見える?
歳をとるということは男女関係のなく起こり、腰が曲がっていきます。人間は腰が曲がっているだけで老けて見えてしまうのです。若く、美しくありたいのであれば背筋をピンと伸ばしていなければなりません。ですが、30~40代になると背筋は衰え自然と猫背になってしまいます。
姿勢はファッションではごまかせないため、普段から気を付けなければなりません。
姿勢が悪い=内臓を圧迫?
猫背は前屈みになるため内臓を圧迫し負担をかけています。それにより、内臓の活動は低下し、血流の鈍りによって肌にニキビや肌荒れがでてきます。
また、猫背の状態で前を向くと首に負担がかかり、クッションである椎間板の表面が破れて椎間板ヘルニアになる恐れがあります。
さらに、前屈みの姿勢が続くと肋骨が上がりにくくなり呼吸が浅くなるのです。
背筋を鍛えるメリット
・印象が良くなる
姿勢が良くなると、お腹やお尻に力が入るようになりスタイルが良くなります。
また猫背の人と比べ、誠実できちんとした人だという印象を相手に与え、第一印象がよくなります。
・腰痛・肩こりが解消する
頭が正しい位置に戻り、重心のバランスがとれるようになると首に負担もかからないようになり、こりを解消します。
・基礎代謝の向上
猫背を解消すると基礎代謝があがり、太りにくい体質になります。悪い姿勢でいる時に溜まっていた老廃物や脂肪も血流が改善されることで分解されるようになります。
・健康面の向上
猫背は胸郭を圧迫し呼吸が浅くなりますが、姿勢を矯正することで肺活量が増え、免疫力や集中力が高くなるでしょう。また、内臓の働きが活発になり疲れやすい体質などが改善されます。
背筋を鍛える方法
背筋を鍛えるには以下のトレーニングがお勧めです。
- 1. 手を肩の真下、足は腰の幅に開き四つん這いの状態になります。
- 2. 息を吐きながら対角線にある手足を床と並行になるように、同時に持ち上げてまっすぐ伸ばします。
- 3. 上げている手足を少しずつ上にあげ、弓なりの形を描くようにします。
この時顔も少し上げるようにし、10秒キープしましょう。 - 4. ゆっくりと四つん這いの状態に戻し、同様に反対の手足を動かします
始めは普段使っていない筋肉を動かすのに辛く感じるかもしれませんが、少しずつキープする時間を伸ばして背筋を鍛えていきましょう。
猫背は首や肩こりだけでなく、印象を悪くし、健康面にまで悪影響を及ぼしてしまう悪癖です。悪い姿勢でいることで知らず知らずのうちに体調を崩している人もいるでしょう。見た目も健康面も若くいられるよう、背筋をトレーニングし正しい姿勢を意識して生活するよう心掛けましょう。