ダイエット成功のために是非知ってほしい! 「基礎代謝」とは?
公開日:2019/04/30 / 最終更新日:2022/05/23
ダイエットといえば食事制限や毎日の運動などの方法が頭に浮かびますが、実は基礎代謝を上げることがとても重要になります。基礎代謝を上げると効率よくダイエットを行うことができるのです。
とはいえ、基礎代謝の詳細を知らないという方も多いでしょう。そこで今回は、ダイエットと基礎代謝の関係や、具体的に基礎代謝をアップさせる方法をご紹介します。
基礎代謝とダイエットの関係は?
基礎代謝とは、人間が生命を維持するために必要な最低限のエネルギーのことです。私たちの身体は何もしていなくても肺が動いて呼吸をし、心臓は鼓動して血液を体中に巡らせています。このように、体の各部位を働かせるため、常にエネルギーが消費されているのです。
つまり、基礎代謝を高めれば自然とエネルギーが消費されやすくなり、ダイエットの際にも効率的に痩せやすい体を作ることができます。
基礎代謝を上げるためのポイント
体の各臓器・組織で消費するエネルギーの割合は、骨格筋(筋肉)が約22%、肝臓が約21%、脳が約20%といわれており、これらの部位で全身の約半分以上の消費エネルギーを占めています。この中で、自力で強化することができるのは筋肉です。
また、人間の体温は基本的に一定に保たれていますが、この体温を保つためにもエネルギーが使われています。基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすこと、体温を低下させないことが重要となります。
筋肉量を増やして基礎代謝を上げる
スクワットで効果的に筋肉量をアップ!
スクワットは、主に下半身の筋肉を鍛える筋肉トレーニングです。下半身は上半身に比べて大きな筋肉が集まっています。例えば「大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)」「ハムストリング(太もも裏面の筋肉)」や「大臀筋(お尻の筋肉)」などです。これらの大きな筋肉を鍛えることで筋肉量を効率的に増やし、基礎代謝を高めることができます。ただし、スクワットのやり方を間違えると腰痛などの原因になりますので、正しいフォームで行いましょう。
<スクワットの方法>
1 足を肩幅くらいに広げ、つま先はやや外側へ向ける
2 背中をまっすぐと伸ばしたまま、ゆっくりと腰を落とすように膝を曲げる
3 太ももが床と水平になる状態まで、できるだけ腰を落とす
4 ゆっくりと膝を伸ばして立ち上がる
1日に行う回数の目安は、10~15回程度を3セットです。
水をこまめにたくさんとる
人間は水分を撮ると体温が一時的に下がります。すると脳は体温を元に戻すために体の各部位に指令を出して基礎代謝を上げ、体内の働きを活性化させてエネルギーの消費を促進されます。
ただし、一度にたくさん飲んでしまうと胃腸の働きを弱めてしまい健康に影響を与える可能性があるため、食事や休憩時などにこまめに飲むようにしましょう。
ダイエットは長期にわたって続けることが必要ですが、基礎代謝を上げればより効率的にエネルギーを消費することができます。今回ご紹介した方法を是非実践していただき、基礎代謝を上げてダイエットに生かしてみてはいかがでしょうか。