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頭皮ニキビの原因と悪化させないためのケアとは?

公開日:2017/06/03 / 最終更新日:2019/10/16

大野 由実大野 由実先生

頭皮ニキビの原因と悪化させないためのケアとは?

「頭皮がザラザラする」「シャンプーがしみる」と思ったら頭皮にニキビが出来ているかもしれません。
頭皮は目で確認しづらいため、ニキビとは分からずに放置したり、誤ったケアを行ったりしてさらに悪化させてしまいがちです。
そこで今回は、頭皮ニキビの原因と正しい予防&ケア方法をご紹介します。

頭皮ニキビの原因とは?

頭皮には多くの皮脂腺があり、そこから皮脂を分泌して頭皮表面の潤いを保っています。そのメカニズムから考えれば、頭皮も肌と同じであり、ニキビができるのも理解できます。
頭皮は肌と一枚でつながっている皮膚であり、ケアすることがとても大切なのです。

頭皮にニキビができる原因は肌に出来るニキビと同じです。頭皮のターンオーバーが乱れ、余分な角質が頭皮に溜まって毛穴が塞がり、炎症を起こしてニキビができます。
また、汚れが溜まったり、爪を立ててゴシゴシと洗いすぎて刺激を与えてしまうことも頭皮ニキビの原因となります。

頭皮ニキビは特別なものではなく、肌のニキビと同じと考えてケアすればしっかり予防することができます。

頭皮ニキビの予防方法

頭皮ニキビを予防するためにはどんなことに注意したら良いでしょうか?

まず、規則正しい生活を心掛けることが大切です。
野菜を中心とした食事、質の良い睡眠、適度な運動、を毎日の生活で意識し、ホルモンバランスが乱れないようにしましょう。
ストレスもホルモンバランスを崩す原因となりますので、趣味やおしゃべりを楽しんでいつも気持ちを明るく保ちましょう。

また、頭皮に直接触れるものを見直すことも大切です。
・ヘアケア剤は刺激が強くないか?
・枕カバーは定期的に洗濯をしているか?
・汗をかいたままの帽子をかぶっていないか?

頭には髪の毛があるので直接頭皮に接していない気がしてしまいますが、実は頭皮に接触して刺激を与えています。
「頭皮であっても、ニキビの予防は肌と同じ」そう考えれば難しいことはないのです。

頭皮ニキビのケア

注意していても頭皮にニキビができてしまったら、どのようにケアすれば良いでしょうか?

ケアする前に守っておきたいのは、頭皮ニキビを絶対に潰さないということです。潰してしまえば雑菌が入って化膿し、シャンプーがしみて苦痛になってしまいます。潰した頭皮ニキビがかさぶたになって剥がれてくれば、フケのように見えて不潔な印象を与えてしまいます。

頭皮ニキビには触らないのが一番です。見えにくく手が届きにくい場所なので、薬などをつけるのもやめておきましょう。幸い髪の毛で見えないニキビなのですから、そのままそっとしておいて自然に治るのを待つようにしましょう。

そして、ニキビが早く治るよう頭皮を清潔に保つようにしましょう。ニキビの部分にはシャンプーを使わず、流水で洗い流すようにします。トリートメントや整髪料には油分が入っていますので、使わないのが一番です。どうしても使いたい場合は、ニキビがある頭皮の部分を避けて使うようにしましょう。

枕カバーは清潔なものを使い、ムレの原因となる帽子をかぶらないようにしましょう。
また、頭皮に紫外線が当たると刺激になるので、日傘で紫外線を防ぎましょう。

見えない頭皮も肌のひとつ

頭皮は自分でも見えず、他人からも見えない部分なのでついケアやトラブルを放置してしまいがちです。しかし、頭皮も肌のひとつであり、頭皮が健やかだからこそ美しい髪が保てるのです。
また、頭皮マッサージをすると顔の肌にハリが出るといわれるくらい頭皮は大切な存在なのです。
肌のケアと同じくらい頭皮ケアにも目を向けてみましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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