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小食なのにダイエット効果が出ない原因とその対策

公開日:2017/06/06 / 最終更新日:2019/08/27

牧野 輝美牧野 輝美院長

小食なのにダイエット効果が出ない原因とその対策

そんなに食べているつもりはないのに太ってしまったリ、ダイエットのために食事制限をしても「ほとんど体重が減らない」と矛盾を感じて悩むこともあると思います。その理由の1つとして、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている恐れがあります。
小食にも関わらず、消費カロリーよりも上回る要因についてご説明します。

基礎代謝が低い

基礎代謝とは生命活動を営むために必要最低限の消費カロリーのことです。基礎代謝は消費カロリーの7割を占めるので、基礎代謝は消費カロリーにおいて非常に大きなウエイトを占めています。基礎代謝が下がる原因の1つは、運動不足による筋肉量の低下です。筋肉は脂肪を燃やす大きな役割を担っており、筋肉量1kgあたり50kcalのエネルギーを消費します。
このことから筋肉量が1kg減ると50kcal分の代謝が落ちて、年間にすると18,000kcal分となります。脂肪1kg当たり7200kcalなので、年間2kgから3kg体脂肪が増えることになります。それが積み重なると数年後には肥満へと発展してしてしまうため、筋トレをして筋肉量を増やす必要があります。

栄養バランスが悪い

食べる量が少なくても麺類や丼物、パン類などと糖質に偏りがあり、他の栄養素が不足すると必然的に太りやすくなります。糖質を多く摂取すると、血糖値が急上昇してインシュリンの作用で脂肪が蓄積されやすくなります。
タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を偏りなく摂取しないと脂肪を上手く燃やすことができません。単品メニューを避けて、いろいろな食品をまんべんなく食べることが大切です。

女性ホルモンの分泌が減る

更年期を経て女性ホルモンの分泌が減ると、内臓脂肪が蓄積しやすくなります。更年期を過ぎてから太るケースが多いですが、その理由は女性ホルモンの分泌が減って内臓脂肪が増えたことが原因と考えられます。
内臓脂肪は糖質制限によって減らすことができるので、炭水化物の摂取を少なくすることがポイントです。

夜遅くに食べる

夜は日中に比べるとカロリーは消費されず、それにビーマルワンという脂肪合成に関わる物質が多くなるので、夜遅く食べると脂肪になりやすいです。そのため、夜遅く食べると1日の摂取カロリーは少なくても太りやすい傾向があります。
また、夕食後にすぐに寝ると体脂肪の合成を促進します。このことから夕食は早めに済ませて、夕食の後に軽い運動を心掛けるのも良いでしょう。

自律神経のバランスが崩れている

自律神経のバランスが乱れると、脂肪が分解されにくくなり、空腹感や満腹感が感じにくくなり、間食や偏食が増えて食生活が不規則になります。すると摂取カロリーも把握しきれず、気づかないうちにカロリーオーバーとなってしまいます。
特に夜型の生活をしていると自律神経のバランスが乱れます。そこで夜は早く寝て朝早く起きるという、規則正しい生活を心掛けることです。
さらに、ダラダラと間食をしたり食事を抜いたりせずに、3食をきちんと決まった時間に食べるようにしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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