見落としがちな手や腕のシミ解消テクニック
公開日:2017/07/03 / 最終更新日:2019/08/23
気がついたら手や腕にシミがたくさんあり「いつの間に?」と驚いたことはありませんか?
人前に手を出したり、薄着のときに腕を出たりすると見えるシミはなんとか解消したいものです。
今回は手と腕にできるシミの予防とケア方法についてご紹介します。
手や腕にシミができる原因
顔にシミができるのと同じように、手や腕にシミができる第一の原因は紫外線です。顔にはしっかり日焼け止めを塗っているのに、手や腕にはサッと軽く塗る程度にしていませんか?自転車に乗ったり車を運転したりすると、どうしても手と腕に紫外線を浴びてしまいます。手と腕も顔と同じ皮膚であり顔より紫外線を浴びやすいので、顔と同じように紫外線対策をする必要があるのです。
そしてもう1つの原因が摩擦などによる刺激です。肌は紫外線や摩擦によって刺激を受けるとメラノサイトを活性させ、これによってメラニンが生成されてシミになります。
刺激を感じる繊維を使った洋服を着たり、毛糸の手袋をつけたりすると手や腕が痒くなることがあります。
この刺激を手や腕に受けるによって知らず知らずのうちにシミができるのです。
手や腕のケア方法
ハリとツヤのある美しい手と腕を保つためには次のケア方法がお勧めです。
【顔と同じようにケアする】
手や腕のシミを予防するには、顔と同じように扱い、スキンケアをすることがとても大切です。
入浴の際にはゴシゴシ洗わず、しっかり泡立てた柔らかいボディータオルで優しく汚れを落としましょう。
お風呂上がりには美白効果のあるボディークリームやハンドクリームでマッサージしながら保湿をすると効果的です。
外出時は手と腕にしっかり日焼け止めを塗り、汗をかいたら塗り直して常に紫外線から守るようにします。
また、冬場であっても紫外線は降り注いでいるため、油断せずにグローブや日傘も併用してしっかり紫外線を予防しましょう。
手や腕は自分が思っているより人から見られている部分です。
顔と同じくらい優しくケアして美しい状態を保ちましょう。
刺激を受ける服は身につけない
身に付けたときにきつい、かゆい、痛い、と感じる洋服や手袋の着用はやめましょう。
特に気をつけるべきは「かゆみ」です。
かゆくて掻いてしまうと、それが刺激となって肌を痛めます。
掻いて皮がむけて血が出てしまうと、傷になり色素沈着を起こしてシミとなってしまいます。
肌に一番優しいのは綿の洋服です。毛羽立ちが少なく、汗をしっかり吸い、肌あたりが柔らかいので、肌着などは綿を選ぶといいでしょう。
生活リズムを整える
栄養の偏り、寝不足、運動不足、ストレス、などの生活リズムの乱れは体内の活性酸素を増やし、シミを作る原因となります。野菜中心の栄養バランスが整った食事を心掛け、適度な運動と、質の良い睡眠を取るようにしましょう。また、ストレスを感じたら適度に発散するよう心掛け、体にストレスを溜めこまないことも大切です。健康と美容を気遣う生活によって手や腕の肌状態が整い、シミを作りにくい状態に変えていきます。
手と腕には年齢が出る
手が荒れていたり腕がザラザラしたりというトラブルがあると、実年齢よりも老けて感じるものです。手と腕のシミもこれと同じように、他人から見ると年齢を感じさせてしまいます。
シミは日々の努力で防ぐことができます。いつまでも若々しくハリのある手と腕のために早速ケアを始めましょう。