「みかんは1日2個」食べ過ぎるとダメな4つの理由
公開日:2017/07/13 / 最終更新日:2019/10/16
冬といえば「こたつでみかん」ではないでしょうか。みかんにはビタミンCが豊富なので肌にいいイメージが強いですが、食べ過ぎるとよくない影響があります。
みかんの食べ過ぎが及ぼす、美容と健康によくない影響とは何でしょうか?
1. みかんを食べ過ぎると太って痩せにくい体になる
女性の多くは、みかんは美味しくてビタミンが豊富というイメージをもっていますが、みかんを食べ過ぎると太って、痩せにくい体になってしまいます。なぜなら、みかんに含まれている果糖が他の果物の糖分よりも体内に中性脂肪を蓄積しやすい性質をもっているからです。
さらにコレステロールの生成を促進するという働きもあります。中性脂肪が蓄積されるということは、痩せにくいということになります。みかんは小さい中にも凝縮して果糖が含まれているため、何個でも食べやすく糖分を過剰摂取しやすいという点でも太りやすくなります。
1日2個程度であれば、果糖の過剰摂取とならないので、適量でやめておきましょう。
2. みかんを食べ過ぎると下痢になる
みかんの食べ過ぎは、下痢の原因にもなります。なぜ下痢になるのかというと、ビタミンCの過剰摂取による副作用です。ビタミンCは体内にとどめることができないので、余分なビタミンCはそのまま排出されてしまいます。
美容に良いからと一度に大量に食べてしまうと、余分なビタミンCはそのまま排出されてしまうどころか、ツライ下痢になってしまうので適量を心掛けましょう。
3. 外出前にみかんを食べるとシミができやすくなる
みかんなどの柑橘系には、「ソラレン」という成分が含まれています。ソラレンが体内に入ると、紫外線に敏感に反応するようになり、日焼けしやすくなってしまうのです。美白のためには、外出前にみかんなどの柑橘系を食べないようにしましょう。
ソラレンの働きは食後2時間にピークを迎えます。シミを作りたくないけどみかんを食べたいという人は、紫外線の影響を受けない夜に食べましょう。
4. 体を冷やすので冷え性が悪化する
みかんには水分がたくさん含まれているので、体を冷やす効果があります。そのため冷え性で悩んでいる人がみかんを食べ過ぎてしまうと、冷え性を悪化させてしまうことになるので注意が必要です。
いろいろな影響があるといっても、それはみかんを食べ過ぎたときです。みかんはビタミンCが豊富で、2個食べれば1日に必要なビタミンCを摂取することができます。1度に大量に食べるのではなく、毎日少しずつ食べるのがお勧めですよ!