肌トラブルを防ぐ! ムダ毛処理をするときの正しい方法と注意点
公開日:2017/09/28 / 最終更新日:2019/08/22
ムダ毛の処理は女性にとって、メイクやスキンケアのように日常的なものですよね。しかし、処理方法が間違っていたり、アフターケアをおろそかにしていると肌荒れや赤みなどのトラブルを招いてしまいます。
ムダ毛も肌トラブルもゼロの肌を叶えるために、自己処理アイテム別の正しい方法と注意点を把握しておきましょう。
アイテム別に見る「ムダ毛処理時」の注意点
・カミソリ
カミソリは鋭利な刃を肌に密着させて、ムダ毛を剃っていきます。そのため、処理の方法を間違えると肌が荒れる「カミソリ負け」を起こしてしまいます。カミソリを使うときに注意したいことは、肌が乾いた状態で使わないこと。ワセリンや伸びの良いクリームを肌にたっぷりとつけてから、毛の流れに沿って剃るようにしましょう。また、入浴時に剃る方も多いようですが、お湯でふやけた角質まで削ってしまうので、なるべく避けることをお勧めします。
・除毛クリーム
除毛クリームはアルカリ性のクリームでムダ毛を溶かす処理方法です。肌表面への刺激は強めなので、敏感肌の方は注意が必要になります。除毛クリームで処理をするときは、必ず事前にパッチテストを行い、問題がないことを確認しましょう。敏感肌用の除毛クリームを選ぶことで、比較的肌に優しい処理ができるようになります。そして、さらにもう1つ気をつけなければならないのは、除毛クリームが髪の毛につかないようにすること。除毛クリームが髪の毛につくと切れ毛やダメージヘアの原因になってしまいます。
・毛抜き
毛抜きを使ってムダ毛を抜くと、毛根と角質層に大きな負担を与えます。その結果角質が厚くなり、毛が皮膚の下に埋まる埋没毛になってしまう恐れも。痛みも伴うため、毛抜きでの処理はできるだけ避けたほうが良いでしょう。しかし、どうしても毛抜きを使いたいときは、蒸しタオルで肌を温めてから、ムダ毛を毛の流れにそって抜きましょう。毛穴を温めて広げることで、ダメージを抑えることができます。処理後はコットンパックなどを使って肌を十分に冷やして、毛穴をクールダウンさせましょう。
・脱毛テープ・ワックス
脱毛テープやワックスも、毛抜きと同じように埋没毛になる危険性があります。また、テープやワックスによって角質層が剥がれるため、肌のバリア機能を低下させてしまいます。もともと肌が弱い方や敏感な部分への使用は避けたほうが良いでしょう。それでも、どうしても脱毛テープやワックスを使いたいという場合には、毛抜きのときと同様に、アフターケアを万全にすることが大切です。
ムダ毛処理後のアフターケア方法
いずれの方法であっても、ムダ毛を自己処理したらアフターケアを十分に行いましょう。ローションやクリームで保湿を行い、ヒリヒリ感があるようならアイスパックなどを当てて冷やすことが大切です。
また、ムダ毛処理後は紫外線を浴びないようにすることも重要なポイント。ムダ毛処理後の肌は、とてもデリケートになっているので、紫外線によるダメージを受けやすいのです。室内にいるときでも処理した箇所を服などで覆って、紫外線を徹底的にブロックしましょう。
これからのシーズンは肌の露出も増えるため、ムダ毛の自己処理も頻繁に行うようになります。毎日のように処理を繰り返していると、ついつい雑になってしまいがちですが、肌トラブルを防ぐためにも、正しい方法を心掛けましょう。