何故、唇の色が悪くなるの? 【健康的な唇を手に入れる方法】
公開日:2017/09/30 / 最終更新日:2019/08/22
美しい唇は女性の憧れですが、ちょっとしたことで色味が悪くなるので注意が必要です。
唇の血色が悪いと顔全体まで暗くなり、老けて見えてしまうもの。
若々しい見た目を保つために、唇の血色が悪くなる原因とそれぞれの改善方法を知っておきましょう。
原因1.血行不良
唇は血の色が透けて見えるため、赤みを帯びたピンク色をしています。そのため、血行不良によって血の巡りが悪くなると、唇の色もおのずと悪くなってしまいます。血行不良が原因になっている場合、唇が青色や紫色になるのが特徴です。
≪改善方法≫
血行不良は冷えやストレス、運動不足などで引き起こされます。ですから、まずはできるだけ体を温める生活を心掛けましょう。冷たい飲食は避けて、適度な運動や半身浴などで血の巡りを良くすることが大切です。
また、マッサージも効果的です。リップクリームを多めに塗った唇にラップを貼り、その上からポンポンと優しくマッサージしてあげましょう。
原因2.色素沈着
唇は皮膚に比べて角質がとても薄く、摩擦や刺激に弱くなっています。そのため、強い刺激が加わると防御反応が顕著に現れて、唇が黒ずんでしまうのです。また、口紅に含まれる色素が沈着して、茶色っぽくくすんでしまうケースもあります。
≪改善方法≫
唇の色素沈着は、毎日の生活習慣やクレンジング方法を見直すことで改善できます。食べかすや汚れを取る時、歯を磨いた後などは唇をけっしてこすらず、ティッシュやタオルで押さえるだけにしましょう。また、唇を舐めるのも荒れや色素沈着を招くので控えてくださいね。
そして唇のクレンジングには、メイク汚れをしっかり落とすためにポイントメイクリムーバーを使用しましょう。その際も唇をこすらず、なでるように優しく落とすことが大切です。
原因3.紫外線
唇には皮脂腺がないため乾燥しやすく、紫外線によるダメージを受けやすくなっています。そのため日焼けするとすぐに炎症を起こし、シミやくすみを招いてしまうのです。
≪改善方法≫
紫外線ダメージを受けた唇に欠かせないのが、保湿ケアです。保湿をすることで炎症を抑えて、シミやくすみの発生を防ぐことができます。
そこで集中保湿ケアとして、はちみつとオリーブオイルを使ったリップパックをお勧めします。はちみつとオリーブオイルを1:1で混ぜ、唇にたっぷり塗ってからラップを貼り、2~3分たってから軽くティッシュオフしましょう。保湿効果と抗酸化作用により、紫外線ダメージを軽くすることができます。
また、日々の紫外線対策も忘れずに。朝はUVカット機能のあるリップクリームを使用しましょう。
原因4.体の不調
意外と知られていませんが、体に不調な部分があると唇の血色が悪くなることがあります。血液がドロドロとした不健康な状態になることで、唇が紫色や黒色に見えてしまうのです。
≪改善方法≫
このケースの場合、まずは不調を特定することが大切です。血行を促し、リップケアを十分にしていても血色が改善しない場合は、不調がないか病院などで検査を受けましょう。また、睡眠不足や喫煙、食生活の乱れも唇のくすみを招きます。心当たりがあるなら、規則正しい生活とバランスのとれた食事で改善へとつなげましょう。
デリケートな唇は、普段からのお手入れが大切になります。面倒くさがらず丁寧なケアをしていきましょう。