こんなにたくさん!? 意外に役立つベビーオイルの使い方4選
公開日:2018/04/22 / 最終更新日:2022/07/19
肌に優しく、敏感肌のスキンケアやちょっとした肌の保湿など、赤ちゃんも大人も使える万能アイテムな「ベビーオイル」。スキンケアに使われるベビーオイルですが、その用途は肌の保湿だけではありません。
今回は、ベビーオイルの使い方をご紹介します。
ベビーオイルの種類と使用上の注意点
一言に「ベビーオイル」といっても、使われているオイルが鉱物油であるか、植物油であるかによって肌への影響も扱い方も異なります。
ベビーオイルに使われている鉱物油は、石油から生成したオイルで、ボトルには「パラフィン」や「ミネラルオイル」、「ワセリン」などと記載されます。鉱物油は不純物を取り除いているために純度が高く伸びが良いのですが、人間の皮脂とは化学構造が違うので肌へは浸透しないで皮脂膜を作り、肌を保護してくれるのがメリット。
これに対して植物油は、植物の実や種を絞って抽出したオイルで、原材料によって「ホホバオイル」や「シア脂」、「オリーブ油」や「アーモンド油」などがあります。植物油は分子が小さくて浸透性が良く、肌に良いビタミンやミネラルも含んでいてスキンケア効果が高い反面、酸化しやすくあまり長持ちしないというデメリットがあります。
ベビーオイルを選ぶ時に、鉱物油のものを選ぶか、植物油のものを選ぶかは肌質や使い勝手次第ですが、低刺激で赤ちゃんの肌にも使えるとはいえ、完全にアレルギーフリーとはいえません。肌が敏感な人は少量から使い始め、事前にパッチテストをしておくと安心ですよ。
日常生活で引っ張りだこ! ベビーオイルの使い方4選
比較的安価でありながら伸びが良く、使い勝手の良いのがベビーオイルの魅力ですが、一般的な肌の保湿や肌荒れ改善のスキンケア以外にも、次のような用途にも活用できます。
・おへそのゴマや耳垢のお掃除に使う
肌に優しいベビーオイルは、おへそや耳のお手入れに最適。めん棒にベビーオイルを染み込ませ、肌を傷つけないように優しく溝をなぞるだけでごっそりと汚れを落とすことができます。ケアが終った後は、タオルや乾いためん棒で優しく拭ってあげましょう。
・パウダー系コスメの修復に使う
ファンデーションやアイシャドウなどのパウダーコスメは、衝撃を与えると割れてしまうことがありますよね。そんな時は、粉々になってしまったパウダーコスメを別の容器に移し、ベビーオイルと混ぜ合わせるだけで、リキッドタイプのアイシャドウやファンデーションに早変わり。保湿成分も加わるので、乾燥肌の女性にも使えるコスメに変身してくれますよ。
・洗顔料に混ぜて、もちもち泡を作るのに使う
肌のケアに欠かせない洗顔は、「もちもち」の泡を作ることに力を注いでいる女性も多いはず。そんな時は、いつもの洗顔料にベビーオイルを1、2滴たらして泡立ててみてください。もっちりとした優しい泡になり、肌の汚れをしっかりと落としてくれますよ。
・シェービング前のガードオイルとして
ベビーオイルは肌馴染みも良く、刺激が弱いので「刺激を受けやすい状態の肌」にも安心して使うことができます。シェービングで腕や足、ワキなどのムダ毛を処理する前にたっぷりと肌に塗りこめば、ガードオイルになってくれるのです。ボディソープなどと違い肌を保湿してくれるので、処理後の肌もしっとりしますよ。
このほかにも、コロンとして使ったり、爪のケアオイルとして使ったり、皮ソファーのコート剤に使ったりとその活用法は無限に広がっています。
肌を守るだけでなく、お手入れやコスメにも使えるベビーオイル。是非、使い方の幅を広げて「ベビーオイルマスター」になってみてはいかがでしょうか。