冬もキレイで健康に! 睡眠時に良い飲み物、避けるべき飲み物
公開日:2018/01/28 / 最終更新日:2022/09/09
寒くなってくると布団を温めて眠りにつくのも一苦労ですよね。より質の良い睡眠を取るためには、身体に負担をかけずリラックスした状態になれる温かい飲み物がピッタリです。さらに冬の朝にも気持ちよく目覚めたいものです。そこで今回は身体を中から温めて、健康や美容にも効果のある4種類の飲み物と、それとは逆に寝る前には避けるべき飲み物を3種類ご紹介します。
寝る前に良い飲み物
寝る前は適温の白湯が最適!
水分補給はダイエットやお肌の調子を整えるために欠かせません。また50度前後の白湯で身体の中から体温を上げることで副交感神経が優位に働き、自然と身体がリラックスして眠りやすくなります。
心が落ち着くホットミルク
牛乳は「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを作るために必要なトリプトファンという必須アミノ酸を多く含んでいます。セロトニンは精神を安定させてくれるほか、体内時計を整える効果もあるので、ホットミルクは就寝前の飲み物に最適といえます。
簡単に作れるハニージンジャー
ご家庭にある生姜、はちみつ、お湯で手軽に作れるホットハニージンジャーもお勧めです。はちみつは単糖という分解されやすい糖分が主成分で、寝る前に飲んでもすぐに吸収され、ストレスや不眠を解消してくれます。脂質も含まないので寝る前にはピッタリの飲み物です。はちみつの甘さが加わるので、生姜が苦手な人にもお勧めの飲み物です。
ハーブティーを気分に合わせて
カフェインを含まないハーブティーは、寝る前にちょうどいい飲み物です。代表的なカモミールは不安な気持ちを鎮めたり、ニキビなどを予防したりという肌対策にも効果があります。
その他にもラベンダーは不眠対策や整腸作用があり、オレンジピールは副交感神経を優位にしてリラックスできるなど種類や効能が豊富です。ハーブやスパイスとブレンドしたり、気分や体調に合わせて選べたりするところが面白いですね。
寝る前には避けたい飲み物
アルコールは睡眠や美容の大敵
寝酒という言葉もありますが、アルコールは血行を促進し利尿作用があるので、眠ってもすぐに目覚めやすい状態になってしまいます。またアルコールを分解してできるアセトアルデヒドは、深い眠りであるノンレム睡眠への移行を妨げます。アセトアルデヒドは新陳代謝も邪魔をしてしまうので、むくみの原因にもなってしまいます。
コーヒー、紅茶などカフェインを含む飲み物
カフェインを多く含む飲み物は、交感神経を刺激してアドレナリンを出し、身体を緊張状態にしてしまいます。カフェインの効果は6時間ほど持続するので、晩御飯の後にはできるだけ避けるようにしましょう。
お風呂上がりの冷たい飲み物
お風呂上がりは冷たい飲み物を飲みたくなりますが、血管が縮んで体温が下がり、それを取り戻すためにエネルギーを消費してしまいます。冬場でなくとも就寝前にはできるだけ避けたほうがいい飲み物です。
今回選んだ飲み物は、どれもご家庭で簡単に用意できて栄養学的にも就寝時に最適な飲み物です。寒い冬も気持ちのいい朝を迎えるために、寝る前の飲み物選びの参考にしてください。