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エストロゲンを減少させない「女性ホルモン補助食材」ってなに?

公開日:2018/07/10 / 最終更新日:2022/06/20

牧野 輝美牧野 輝美院長

エストロゲンを減少させない「女性ホルモン補助食材」ってなに?

肌のコンディションやメンタルなど、女性を取り巻くさまざまな環境を左右する女性ホルモン。特にエストロゲンは女性らしさを高めるホルモンとも呼ばれ、肌や髪にも大きな影響を与える存在です。そんなエストロゲンの働きや量をUPさせるには、食生活からのサポートが欠かせません。
今回は、エストロゲンをUPさせる補助食材についてご紹介します。

そもそもエストロゲンってなに?

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、それぞれは生理周期に合わせて分泌量が変わります。この変動により体調や食欲、肌の状況などが変化し、この2つのホルモンの働きによって生理が起こるのです。

エストロゲンの働きは、主に以下のような項目です。

・受精しやすくするために子宮内膜を厚くしてくれる
・自律神経を整える
・骨の形成を補助し、密度を上げる
・血管縮小を防ぐ
・女性らしい体を作る(肌、ボディラインなど)
・基礎体温を下げる

日本語では卵胞ホルモンと呼び、妊娠や女性機能の保持には欠かせないホルモンと言えます。また、エストロゲンの分泌量は多くても少なくても体に影響があるとされており、加齢や閉経と共にホルモン数が減少するのも特徴のひとつです。
分泌量が減ると生理受粉などの生殖機能の低下、情緒不安定、不眠、髪や肌質の悪化などが起きやすくなると言われています。また分泌量が増えすぎた場合は、痛みなどの感度が敏感になり生理痛が重くなったり、乳がんや子宮ガンなどの女性特有の病気が発症しやすくなったりするので注意が必要です。
エストロゲンは体内環境を乱すストレスや食生活の乱れ、睡眠不足などに弱く、喫煙者の方もホルモン数が減少しやすいと言われています。

エストロゲンの減少は予防が必須! お勧めの補助食材

エストロゲンの減少を遅らせるためにも、まずは生活習慣の見直しが欠かせません。栄養価のある食材を摂取すべきなのはもちろんですが、エストロゲンを増やすには「分泌を補助してくれる食材」を食べるのがお勧め。
以下、エストロゲンの補助食材を紹介します。

・大豆製品
補助食品の中でも有名なのが、大豆です。イソフラボンを豊富に含む大豆は、女性ホルモンの働きを活発にしてくれます。1日に70~75mgの摂取を目指し、豆腐やきな粉、おからや豆乳などをしっかりと摂取しましょう。

・ごま
ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノールを含むごま。ゴマリグナンはエストロゲンと似た働きをして、ホルモンの分泌量を整えてくれます。そのまま大量に摂取するのは難しいので、すりつぶしてご飯やデザートに混ぜて摂取しましょう。

・卵
エストロゲンはコレステロールを材料として分泌されるのですが、卵には良質なコレステロールが含まれているため、エストロゲンの生成されやすい体を作ってくれます。1日1個は摂取するよう、心掛けましょう。

エストロゲンは、見た目も中身も「女性らしくあること」をサポートしてくれるホルモン。肌も心も元気な状態をキープするために、是非補助食材を摂取してみてはいかがでしょうか。

Profile このコラムは私が担当しました!

牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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