こめかみにはニキビができやすい……意外な発生原因と対策方法は
公開日:2019/05/28 / 最終更新日:2022/05/20
ニキビは全身のあらゆる場所に発生しますが、意外とできる確率が高いのが、顔のこめかみです。こめかみは視線が集中する目元に近いため、ニキビができると他人に見られているようで気になってしまうもの。顔の清潔感を保つためにも、こめかみにニキビができる原因や対策方法をご紹介します。
こめかみにニキビができる原因
シャンプーなどのすすぎ残し
こめかみは髪の生え際に近いため、シャンプーやトリートメントなどのすすぎ残しが多い部分です。これらに含まれている油分などの成分が毛穴を詰まらせたり、雑菌のエサになったりすると、ニキビを引き起こしてしまいます。
ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ
ストレスや睡眠不足、偏った食生活などによってホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が活発になったり、肌のターンオーバーが遅れたりして、こめかみにニキビができやすくなります。こめかみには皮脂腺が多いため、ホルモンバランスの影響を受けやすいのです。
こめかみニキビの対策方法
髪を洗ったあとに洗顔をする
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しを防ぐためには、お風呂での洗う順番に気を配る必要があります。まずは髪を洗い、トリートメントも終わったあとで、洗顔を行いましょう。
こうすることでこめかみに付着したシャンプーなどを、洗顔料で落とすことができます。もちろん洗顔料が残ることもニキビの原因になるので、洗顔の最後にはこめかみまでしっかりすすぎましょう。
ストレスを溜めない
ストレスを溜め込むと自律神経が乱れて、ホルモンバランスにまで支障をきたします。趣味や適度な運動で発散したり、十分な休息でリラックスしたりするなどして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
睡眠をしっかりとる
肌や体を修復する成長ホルモンを多く分泌するには、就寝して最初の3時間、できるだけ深く眠ることが大切だといわれています。早めに食事や入浴を済ませて、リラックスした環境で眠りにつくようにしましょう。
こめかみへの刺激を減らす
こめかみには髪や寝具による刺激が加わりがちです。それらの刺激もニキビの原因になることがあるので、髪をヘアバンドなどでまとめたり、肌触りの良い寝具などを使ったりして、こめかみへの負担を減らしましょう。
こめかみニキビの炎症が悪化すると、クレーター状のニキビ跡ができる原因にもなります。万が一悪化してしまった場合は、美容皮膚科での治療がお勧めですが、まずは普段から丁寧なケアを行って、悪化を防ぐようにしましょう。