オーガニック化粧品の「使用期限」を守るべき理由と正しい扱い方
公開日:2018/07/21 / 最終更新日:2022/06/20
食べ物や飲み物に賞味期限が決められているように、化粧品にも使用期限というものがあります。防腐剤などが使用されている化粧品は使用期限がある程度長く設定されていますが、化学成分などを使用していないオーガニック化粧品の場合、使用期限が短いため注意が必要です。そこで今回は、オーガニック化粧品の使用期限をきちんと守るべき理由と正しい扱い方をご紹介します。
オーガニック化粧品の使用期限を守るべき理由とは?
ローズマリーエキスやセージ油など、天然の防腐剤を使用しているオーガニック化粧品もありますが、やはり化学成分の防腐剤を使用した化粧品と比べると使用期限は短くなってしまうもの。使用期限が短いオーガニック化粧品は、肌に安心して使えるというのが魅力ですが、劣化が早いという特徴があります。
商品やブランドなどによっても大きく異なりますが、一般的にオーガニック化粧品の使用期限は開封後1~3か月程度だといわれていて、早いものだと1週間ほどで使い切らなければならないものもあります。
劣化した化粧品を知らず知らずに使ってしまうと、肌荒れなどの原因になるため、必ず使用期限を守るようにしましょう。
オーガニック化粧品の正しい扱い方とは?
・直接手で触れない
ビン詰めになっているクリームなどのオーガニック化粧品を使うときには、直接指を入れてクリームを取るのではなく、スパチュラなどを使うのがお勧めです。指先にはさまざまな雑菌や付着しているため、指をビンの中に入れてしまうと、クリームに繁殖してしまう可能性があります。オーガニック化粧品を安心して使うためにも、常に清潔を保つことを心掛けましょう。
・保存状態に気を付ける
オーガニック化粧品を保存するにあたって、蓋を開けっ放しにしたり、直射日光が当たる場所に放置したりするのはNGです。蓋を開けっ放しにしてしまうと、空気中の雑菌などが化粧品の中に入り込んでしまう可能性があります。化粧品を使ったら蓋はすぐに閉めるという癖をつけましょう。また、化粧品の注意書きをよく読んで、記載通りの保管場所に置いておくことも大切です。
肌に優しく安心して使用できることが魅力のオーガニック化粧品ですが、使用期限を間違えるとかえって肌へ悪影響を与えることがあります。使用期限の他にも取り扱い方や保存の仕方などにもしっかりと気を配り、オーガニック化粧品を正しく使用していきましょう。