10分で毎日すっきり!? うつ伏せの驚くべき効果とは?
公開日:2016/12/22 / 最終更新日:2019/08/20
秘が続いてお腹が苦しい…けど便秘薬を飲むのは嫌だし…。
そんな時、便秘を即効で改善する方法があるってご存じでしたか?
実は「うつ伏せ」になるだけで便意を促すことができるのです。 その理由とやり方について詳しくご紹介します。
うつ伏せが便秘改善に効く理由
そもそも便秘になる原因のひとつに、腹部の筋力不足が挙げられます。腸周りの筋力が弱ることで、腸自体の動きも鈍くなってしまうのです。
これを改善させるためには筋力アップを図るか、外部から刺激を与えるしかありません。つまり便秘改善には、腹筋とマッサージが有効だということ。
しかしこれらは手間がかかるため、なかなか続けられないという人も多いでしょう。
そこで、もっと簡単に継続できる方法としてお勧めをしたいのが「うつ伏せ」です。うつ伏せとは、お腹を下にして寝転ぶだけの行為。
たったこれだけで腸全体が適度に刺激され、便意を促すことができるのです。腸は複雑に折り重なっていますが、うつ伏せによってまんべんなく圧がかけられます。
便の排出に必要不可欠な腸のぜん動運動を促し、無理なく排便できるというわけです。
正しく効果のあるうつ伏せのやり方
まずは平坦な場所にうつ伏せになりましょう。普段寝ているベッドの上で構いません。
このうつ伏せのポーズを、1日最低10分間続けます。
その間に、ゴロゴロと左右に転がる動作を5回以上行います。
もっと効果を高めるには
うつ伏せは外部からの刺激です。 それに併せて、内部からも便を排出しやすい体にしていきましょう。
腸が便を排出させるために行う、ぜん動運動。その運動が活発になるのは、食べ物を摂り入れてから約8時間後だとされています。
しかしその間に再び食事を摂ってしまうと、ぜん動運動の準備がリセットされ、ゼロに戻ってしまうのです。
ですから、1日のうち8時間以上、何も食べない時間を作りましょう。特に睡眠中は腸の動きが活発化します。
夕食から朝食までの時間を、8時間以上空けるようにすると効果的です。