上手に使えばお役立ち! 「美容オイル」の取り入れ方
公開日:2016/12/09 / 最終更新日:2019/08/20
ホホバオイルやアルガンオイル、ローズヒップオイルなど、スキンケアに取り入れることで美容効果が期待できるオイルが注目されていますね。
早速使ってみようと購入したけど、いまいち上手な使い方がわからなくて活用できていないという方はいらっしゃいませんか?
美容オイルのスキンケアへの上手な取り入れ方について、美容皮膚科 シロノクリニック銀座院 徳永真理院長がお伝えします。
美容オイルの働き
オイルをスキンケアに取り入れることで、保湿効果が高まります。
乳液やクリームと同様、肌表面からの水分蒸発を防ぐ効果もありますが、それだけではありません。
肌の一番外側、角質層を構成する角質細胞の間には、隙間を埋める「細胞間脂質」と呼ばれる脂質があります。
美容オイルはこの細胞間脂質となじみが良いため、肌に浸透して細胞に潤いの膜を作ります。
つまり、美容オイルをスキンケアに取り入れることで、肌の内側からしっかりと潤いを保つ効果が期待できるのです。
美容オイルの上手な使い方は?
「オイルを使ってみたいけど、ベタつきそうで難しい」と言う声をよく耳にします。だけど美容オイルは上手に使えばさまざまな場面でとても便利なもの。
ぜひ以下のような方法でスキンケアやヘアケアに取り入れてみてください。
・化粧水に1滴加える
いつもの化粧水を使う時に、美容オイルを1滴加えてみてください。化粧水の水分とオイルの油分が混ざって乳化されることで肌に浸透しやすい状態になります。
・お風呂上りの濡れた肌に使う
タオルで水分を軽く拭き取った後のまだ乾ききらない肌に薄く伸ばしましょう。濡れた肌なら少量でもよく伸び、ボディの乾燥対策に。
オイルを伸ばした後は水分をきちんと拭き取って、ボディーローションなどで肌表面からの水分蒸発を防ぎましょう。
・ドライヤー前の髪に使う
洗髪後、タオルドライをしたら毛先を中心にヘアオイルを少量なじませてからドライヤーを使うことで、熱から髪を守りながらつやつやな髪になりますよ。
この他にも、美容液として使ったり、スキンケア後に肌に薄く伸ばしたりといった方法も良いでしょう。
自分の好みのオイルと、自分に合った使い方を見つけてみてくださいね。