疲れた胃腸をいたわる「食生活のポイント」
公開日:2016/11/23 / 最終更新日:2019/08/19
年末年始は、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたり、また食事の時間帯や回数なども不規則になりがちで胃腸に負担がかかってしまうもの。休みが明けてなんとなく胃腸の調子がすぐれないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
胃腸の調子が崩れると、便秘や下痢などを引き起こすだけでなく、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなってしまいます。
疲れた胃腸を休めるための食生活について、美容皮膚科 シロノクリニック銀座 笠井美貴子副院長がお伝えします。
胃腸に優しい食生活のポイント
・食事は「腹八分目」を意識して
満腹になるまで食べると、消化のために胃腸はフル活動する必要があります。胃腸の疲れを感じている時は、食べる量を控え目にしてなるべく胃腸への負担を減らしましょう。
・よく噛んで食べる
しっかりとよく噛んで食べることで、食べ物が小さく消化しやすくなるため、胃腸への負担が少なくなります。また、噛むことで唾液など消化液の分泌が増え、消化能力が高まります。
・油っこいものや刺激物は控え目に 揚げ物などの油っこい食べ物は消化に時間がかかるため胃への負担が大きくなります。
また、極端に辛いものや熱いもの、冷たいものなども胃腸への負担が大きいため、胃腸の疲れを感じている時は控えるようにしましょう。
・適度にたんぱく質を摂る 胃腸の細胞や消化酵素の材料となるたんぱく質を摂ることは、胃腸の調子を整えるために大切です。
食べ過ぎには注意が必要ですが、良質なたんぱく質をしっかりと食事に取り入れるようにしましょう。
週末を利用した「プチ断食」も効果的
むくみを解消するには、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
また、むくみ解消に役立つ以下のような成分を含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
本格的な断食は難しいですが、週末などを利用して休前日の夕食を抜き、翌日はおかゆやスープなど消化の良い食事にして胃腸を休ませることで胃腸が正常な働きを取り戻します。
胃腸の疲れや不調を感じている方は試してみてはいかがでしょうか。