アーモンドなど「ナッツ類」の美容効果の高さは、ご存じの方も多いかと思います。
ナッツ類というのは木の実ですが、ナッツ類と似た栄養成分を持つものとして「種子類」があります。
こちらは、文字通り植物の「タネ」のこと。日本ではひまわりの種やかぼちゃの種などが手に入りやすいですね。
こうした種子類の中でも栄養価が高く注目されているのが「チアシード」です。
チアシードって？
チアシードは、南米原産のシソ科の「チア」という植物のタネです。南米では古代から食用に用いられてきた栄養価に富んだ食べ物です。
その栄養バランスの良さが注目を浴び、アメリカでは一昨年頃からブームになりスーパーフードとして広く普及しています。
チアシードの見た目は、ゴマのような小さな粒です。とても保水力が高く、水に浸すと約10倍に膨らんでゼリー状になります。
チアシードの美容・健康効果
・若返りの油「オメガ3脂肪酸」が豊富！
チアシードには必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸は、代謝を促し体脂肪を燃焼しやすくなる良質な油です。
また、細胞の老化を防ぐエイジングケア効果も期待できます。
・食物繊維でお腹すっきり
チアシードを水に浸すとゼリー状になりますが、この成分はグルコマンナンという食物繊維。腸内環境を整え、お通じを良くする効果があります。
・ミネラルたっぷり
チアシードには、不足しがちなカルシウムや鉄、亜鉛などのミネラル類も豊富に含まれています。身体の調子を整え、貧血や骨粗しょう症などの予防にも役立ちます。
チアシードはそのまま食べても栄養素が吸収されやすいのが特徴です。
水分と混ぜるととろみがつくため、スムージーなどに加えたり、ヨーグルトに混ぜたり、スープやサラダにトッピングしたりと手軽に摂ることができるのが魅力です。
日本では少し前まではネット販売などでしか入手しづらい状況でしたが、昨年頃から店頭販売するスーパーなども増えてきています。
手軽に摂れる栄養バランスの良い食品として、取り入れてみてはいかがでしょうか。
