目指せ赤ちゃん肌!冬の「ごわつき肌」対策
公開日:2016/10/21 / 最終更新日:2019/10/16
日に日に寒くなってくるこの頃、肌に「ごわつき」を感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。 肌の表面がなんとなく硬い感触だったり、くすみが気になったり。そんな冬のごわつき肌の原因と対策について、美容皮膚科 シロノクリニック横浜院 中川桂副院長がお伝えします。
冬の肌がごわつく原因は「乾燥」
一般的に肌のごわつきの原因は、ターンオーバーの乱れによって古い角質が肌に残ってしまうこと。冬の場合は、これに加えて「乾燥」がごわつきの大きな原因となります。
みかんの皮をむいた直後は、みずみずしく弾力がありますが、時間が経つと乾燥してパサパサ、硬くなってしまいますよね。冬の肌のごわつきもこれと同じ状態です。
赤ちゃんや小さな子どもの肌がみずみずしくプルプルなのは、肌の水分量が多いためだと言えます。つまり、冬の肌のごわつき対策として大切なのはしっかりと保湿スキンケアを行うことだと言えます。
冬のごわつき肌対策
冬の肌のごわつき感をなくして、なめらかな柔らかい肌を保つためには、やはり乾燥対策が重要になります。以下のような点を意識してごわつき肌対策を心掛けましょう。
・化粧品は保湿成分に注目
この時期の基礎化粧品は特に、保湿効果を重視して選びたいところです。保湿に有効な成分が含まれる化粧水や美容液を選ぶとともに、クリームなどで肌表面からの水分の蒸発を防ぐことも忘れずに。
・身体を温め、栄養バランスの良い食事を
冷えによる血行不良などを防ぐためにも、身体を温める食事を積極的に摂るようにしましょう。また、美肌効果のあるビタミン類をしっかりとバランス良く摂るよう心掛けましょう。
・室内の乾燥対策を
冬の室内は空気が乾燥しがち。加湿器を使ったり、洗濯物を部屋干しにしたりすることで、空気が乾燥しすぎないように工夫しましょう。石油ストーブなどの燃焼系の暖房器具も部屋を乾燥させすぎないために効果的です。
ふと触れた時の自分の肌がしっとりと潤って柔らかい手触りだと気分も上がりますよね。冬でも柔らかな赤ちゃん肌を目指してしっかりとごわつき肌対策しましょう。