クマや老け顔の原因!「疲れ目」解消法
公開日:2016/10/09 / 最終更新日:2019/08/19
何かと忙しい年末、年末進行で長時間PC作業したり、睡眠が不足がちだったりで目の疲れを感じている方も多いかと思います。
疲れ目が酷くなると、肩こりや頭痛などを引き起こす場合もありますし、目の下にクマやくすみ、黒ずみなどができる原因にもなってしまいます。
疲れ目の対策について、美容皮膚科 シロノクリニック銀座 徳永真理院長がお伝えします。
疲れ目がクマや色素沈着を引き起こす
疲れ目は、目を酷使することによって起こります。PCの画面など、近くのものに長時間ピントを合わせ続けることで、眼球を支えている筋肉が疲労してしまうのです。また、PCやスマホなどの画面から発せらる「ブルーライト」はとても強い光。目に大きな負担となり、これも疲れ目の原因となっています。
疲労した目の周りの筋肉は緊張した状態。目の周辺の血行が悪くなり、クマやくすみができやすくなります。
さらに、慢性的な血行不良によって目の下に老廃物が蓄積すると、活性酸素が発生します。活性酸素によるダメージを抑えるためにメラノサイトの働きが活発になり、「茶クマ」と呼ばれる色素沈着のクマができる原因にもなってしまうのです。
心がけたい疲れ目対策
クマなどの原因にもなる疲れ目。対策としては、まずはできるだけ目を酷使しないように気をつけるのが大切です。
仕事などでPC作業をする場合は、1時間に一度を目安に5分程度目を休めるようにしましょう。その時に、眼球をぐるぐると回したり、まぶたをギュッと閉じて開いたりといった、目の周りの筋肉をほぐすエクササイズなどを取り入れるのも良いですね。 また、ブルーライトをカットするメガネをかけたり、画面用のシートを貼ったりするのもお勧めです。
疲れ目を改善するには、目の周りを温めて血行を良くするのが効果的です。蒸しタオルや、目もと専用の温めるアイマスクなどで目の周りを温めましょう。42度のシャワーを6分間当てることで視力が低下した回復したという研究結果もあります。
目の下のクマを防ぐには、スキンケアだけでなく疲れ目対策も大切です。目を酷使しがちな人は、できるだけ目を休めるよう意識していきましょう。