泣いた後に目が腫れるのはナゼ? 意外な原因と腫れを防ぐケア方法
公開日:2018/08/27 / 最終更新日:2022/06/14
泣ける映画を見たり、悲しいことがあって泣いたりした後は、必ずと言ってもいいほど目が腫れてしまいますよね。「目がパンパンに腫れてアイメイクができない……!」という苦い経験をしている方も多いのではないでしょうか。
一体なぜ泣いた後は目が腫れてしまうのか、気になる原因と目元の腫れを防ぐケア方法をご紹介します。
泣いた後に目が腫れる原因とは?
・目への刺激や摩擦
泣いたときは涙を拭くために、ついつい目をこすりがちです。しかし、目を強くこすると皮膚や粘膜に炎症が発生し、まぶたがぷっくりと腫れてしまいます。
・涙腺の腫れ
泣いた後は皮膚だけが腫れているように見えますが、実は涙が分泌される涙腺も同時に腫れています。そのため、目の周り全体が腫れぼったくなってしまうのです。
・まぶたのむくみ
涙を流すと涙に含まれる塩分の影響で、目元にむくみが発生します。また、泣くと自律神経の働きによってむくみが抜けにくくなるため、厄介な腫れが長く続いてしまいます。
泣いた後の目の腫れを防ぐケア方法
・目をこすらない
上でもお伝えした通り、涙を拭こうと目をゴシゴシこすると腫れが悪化してしまいます。涙が出てもできるだけ目には触れず、頬に流れ落ちてきた涙だけを優しく拭き取るようにしましょう。
・まぶたを冷やす
涙を洗い流したら、まぶたに冷たいタオルなどを当てて冷やしましょう。まぶたの熱を取り除くことで、その後の腫れを軽くすることができます。
また、まぶたがむくんだときには、冷やすと温める動作を交互にくり返すと、より早く腫れを抑えることができます。目元に冷たいタオルと蒸しタオルを交互に当てて、血行を促進しましょう。
・マッサージをする
目元が腫れそうだなと感じたときは、顔全体のリンパマッサージを行いましょう。顔のリンパの流れを促進することで、目元に溜まった老廃物が排出されやすくなります。実際に、腫れてしまった朝にもお勧めです。
<マッサージの手順>
1.アイクリームを手に取って目元に塗る
2.顔の内側から外側に向かって手を流す
3.目尻→目の下→目頭→目の上→目尻の順に、目の周りをぐるっとマッサージする
4.こめかみ→耳の下→鎖骨へと手のひらを滑らせる
思い切り涙を流して泣くと、気持ちもスッキリするものですが、その後の腫れた目元を見ると、また泣きたくなってしまいますよね。目元が腫れると人相までもが違って見えてしまうため、泣いた後はしっかりとアフターケアを行いましょう。