ベビーオイルは大人の敏感肌・ニキビ肌にも有効?
公開日:2018/08/30 / 最終更新日:2022/06/14
赤ちゃんのスキンケアアイテムとして有名な「ベビーオイル」ですが、最近では大人の女性からも敏感肌やニキビケアに使えるアイテムとして重宝されています。
では、ベビーオイルはどのような成分でできているのか、効果的な使い方とあわせてご紹介します。
ベビーオイルの主成分とは?
ベビーオイルの主成分は、石油から精製されるミネラルオイル(鉱物油)です。石油が原料と聞くと肌に悪いイメージがありますが、それは大きな誤解です。
現在、化粧品に使用されているミネラルオイルはしっかりと精製され、不純物が入っていません。そのため、赤ちゃんの肌にも大人の肌にも安心して使用できる、安全性の高いオイルとなっているのです。刺激性も低いので、ニキビや敏感肌のケアにも適しているといえるでしょう。
また、ミネラルオイルは、ホホバオイルなどと違って肌に浸透しないオイルです。保湿効果が高いというよりも、肌の潤いを守るフタとしての機能が高いので、化粧水などの上から使用するのがお勧めです。肌の表面をコーティングしてくれるので、水分の蒸発を防いでくれます。
ベビーオイルをスキンケアに取り入れるタイミングと使い方
・クレンジングオイル代わりに
低刺激なベビーオイルでクレンジングをすることで、肌への負担を減らすことができます。洗い上がりが乾燥しにくいため、敏感肌だけでなく、乾燥肌や大人ニキビが気になる方にもお勧めです。
<ベビーオイルによるクレンジング方法>
1.500円玉大のベビーオイルを手に取り、メイクになじませる
※力を入れずに、指先でくるくると優しく円を描きながらなじませましょう
2.メイクが浮いたら、ティッシュやコットンで優しく拭き取る
3.洗顔フォームで肌を丁寧に洗い、ぬるま湯で洗い流す
・洗顔料に混ぜる
普段から使用している洗顔料にベビーオイルを1滴混ぜると、肌の潤いを守る効果アップが期待できます。こちらも、洗顔後の肌の乾燥が気になる方にお勧めです。
<ベビーオイルをプラスする洗顔方法>
1.洗顔料を手に取り、ベビーオイルを1滴加えて泡立てる
2.十分に泡立ったら肌にのせ、洗い残しが無いように優しく洗顔する
3.ぬるま湯でしっかりと洗い流す
・保湿クリーム代わりに
化粧水やコットンパックなどで肌に水分を与えたら、ベビーオイルを薄く塗り広げましょう。ベビーオイルがフタとなって水分の蒸発を防いでくれるため、いつもよりも肌の潤いをキープさせることができます。
ベビーオイルを使う際の注意点はある?
いくら低刺激なベビーオイルでも、肌に塗るときに擦ったり叩き込んだりすると角質を傷つけてしまいます。肌トラブルを引き起こす原因にもなるので、塗るときにはソフトタッチを心掛けましょう。
また、ベビーオイルをつけすぎると毛穴が詰まり、ニキビが悪化してしまう場合もあります。使用量には十分注意をして、うっすらと伸ばすようにしてください。
赤ちゃんの肌を守るベビーオイルは、大人の肌にも嬉しい効果をもたらしてくれます。ベビーオイルを正しく使用して、乾燥や大人ニキビに負けない潤った素肌を整えていきましょう。