ガサガサはもう嫌! サメ肌の原因とつるつる肌に導く改善スキンケア
公開日:2018/09/20 / 最終更新日:2022/06/08
サメ肌とは、肌の表面がザラついていたり、鳥肌のように毛穴がブツブツと盛り上がったりする状態のこと。このような状態になるのは、古い角質が剥がれ落ちずに硬くなってしまうためだと言われています。
では、なぜサメ肌になってしまうのか、サメ肌を改善するスキンケア方法とともに詳しく探ってみましょう。
サメ肌になる原因
サメ肌が起こるのは、肌のターンオーバーの乱れが主な原因です。ターンオーバーによって剥がれるはずだった古い角質が溜まることで、ガサガサと硬い肌になってしまうのです。なお、ターンオーバーの乱れは、乾燥、紫外線、睡眠不足、ストレス、血行不良、ホルモンバランスの崩れなどによって引き起こされます。
また、アレルギー症状などで皮膚をかきむしっている場合も、サメ肌になりやすくなるので注意しましょう。
サメ肌を改善するスキンケア方法
・十分に保湿する
皮膚が乾燥して角質層の水分が足りなくなると、サメ肌がさらに進行してしまいます。特に入浴後は肌の水分が蒸発しやすいので、保湿クリームなどでしっかり保湿しましょう。なお、サメ肌の保湿には敏感肌用のアイテムがお勧めです。肌に加わる刺激を最低限に抑えることで、肌のターンオーバーを正常化することができます。
また、乾燥が気になる時は化粧水をつけ、その上から保湿クリームを塗るようにしましょう。水分・保湿成分・油分をしっかり補うことで、サメ肌の予防・改善につながります。
・優しく洗う
ザラついた肌を触ると、ゴシゴシと洗って古い角質を落としたくなりますが、かえって肌を傷つけてターンオーバーが乱れてしまいます。お風呂では低刺激の石鹸やボディソープを十分に泡立てて、泡をクッションにしながら撫でるように優しく洗いましょう。
・紫外線対策をする
紫外線を浴びすぎると、肌を紫外線から守るために角質層が厚くなります。すると角質がますます硬くなり、頑固なサメ肌へと悪化することがあるのです。サメ肌の原因を少しでも減らすために、季節に限らずしっかりと紫外線ケアをしておきましょう。ただし、日焼け止めを塗ると肌が乾燥しやすくなるため、十分に保湿してから肌に塗ること、また紫外線の強さを毎日確認し、効果の強いものや刺激の弱いものを使い分けるようにしてください。
・摩擦の多い衣類を避ける
ガサガサと摩擦の多い衣類は皮膚に刺激を与えるため、サメ肌の原因になります。合成繊維のものは避けて、綿やシルクなど、天然繊維の柔らかい衣類を選ぶようにしましょう。
サメ肌は、女性にとってコンプレックスになってしまうもの。丁寧かつ的確なスキンケアで、つるつるすべすべの素肌を目指していきましょう。