気になる「いびき」は食生活で改善できる? 摂取すべき4つの食材
公開日:2018/09/27 / 最終更新日:2022/06/07
一緒に暮らす家族や恋人を悩ませるだけでなく、健康にも影響を及ぼす「いびき」。体型や体質などが原因でいびきをかくこともありますが、実は悪化の原因の1つに「食生活」が挙げられます。
いびきの改善を目指すためにも、まずは食生活から見直してみませんか? 今回は、食生活からいびきを改善していくためのポイントや、摂取すべき食材についてご紹介します。
いびきを改善するための食生活
・規則正しく食事をとる
食事をとる時間がバラバラだったり、寝る直前に食事をしていたりすると太りやすくなります。肥満はいびきを悪化させる原因の1つで、脂肪が首周りの気道を圧迫してしまうため要注意。運動などのダイエットと並行しつつ、1日3食決まった時間に食べることを心がけて体内の環境を整えていきましょう。
・腹八分目で止める
いくら規則正しく食事をしていても、その都度食べ過ぎていれば肥満につながります。おかわりは避けて、腹八分目を意識しましょう。根菜類など噛みごたえのあるものをよく噛んで食べると、食べすぎ防止になります。
・アルコールは控えめにする
お酒を飲むと筋肉がゆるんで上気道が狭くなるため、いびきが悪化しやすくなります。適量の飲酒はストレス改善や血行改善にも効果が期待できますが、いびきを改善するためには、お酒は控えめにしましょう。
いびき改善のために摂取すべき食材4つ
1. 緑黄色野菜
緑黄色野菜には、新陳代謝を活発にするビタミン類が豊富に含まれています。また、野菜は低糖質・低脂肪・低カロリーなので、肥満の予防や改善にも役立ちます。ブロッコリーやかぼちゃ、ほうれん草、にんじん、トマトなどをバランスよく食べましょう。
2. 魚介類
魚介類はアミノ酸やミネラルが豊富なため、新陳代謝を活発にしてくれます。とくに、青魚には血液をサラサラにする効果が期待できるため、代謝の促進に欠かせません。低糖質・高タンパク質の魚介類は、ダイエットにも最適です。
3. 発芽玄米
発芽玄米には、ストレスを軽減すると言われるGABAが含まれています。糖質の吸収をおだやかにする食物繊維も豊富なため、肥満の予防にも効果的です。
4. 豚ヒレ肉
豚ヒレ肉には、糖質の代謝を促して疲労を回復させるビタミンB1が豊富に含まれています。ただし、トンカツなどの揚げ物にして食べるとカロリーオーバーになるため、ソテーや蒸して調理するのがお勧めです。
いびき改善のためには、さまざまなアプローチ方法がありますが、生活の基本といえる食生活に注目することはとても大切です。毎日の食事や摂取する食材に注意し、バランスよく栄養をとっていびき改善を目指しましょう。