鼻の中にニキビができた……! 原因と自分でできる対策方法
公開日:2018/10/06 / 最終更新日:2022/06/07
ニキビは顔だけでなく全身のさまざまな箇所に発生しますが、稀に鼻の中にできてしまう場合もあります。鼻の穴にニキビがあると、違和感や痛みがあって気になってしまいますよね。
一体なぜ鼻の中にニキビができてしまうのか、原因と自分でできる対策方法をご紹介します。
鼻の中にニキビができる原因とは?
・鼻毛を抜いている
指や毛抜きで鼻毛を抜いていると、鼻の中にニキビができやすくなります。鼻の穴の中は皮膚よりデリケートな粘膜なので、抜いたときに大きなダメージが加わり、雑菌に感染しやすくなってしまうのです。雑菌が繁殖すると炎症ニキビが発生し、痛みや熱を伴うこともあります。
・鼻を指でほじっている
そもそも鼻の穴の中は湿度が高いため、雑菌が繁殖しやすい環境です。そこに雑菌がついた指を入れてほじってしまうと、粘膜に雑菌が付着して繁殖してしまいます。雑菌の繁殖はニキビの原因になるため要注意です。
・アレルギーなどの鼻炎
アレルギーなどで鼻炎を繰り返していると、鼻の粘膜が荒れやすくなります。荒れているとそこから雑菌が侵入しやすくなり、ニキビができてしまいます。
鼻の中のニキビを防ぐ対策方法
・鼻毛は専用のハサミやカッターで切る
伸びてきた鼻毛が気になったときには、鼻毛専用のハサミやカッターで切り取りましょう。あまり深く切らず、毛先のみを軽く切ることがポイントです。
また、普通のハサミだと刃先で粘膜を傷つけてしまうこともあるので、必ず鼻毛専用のものを使いましょう。使用後のハサミやカッターは、消毒用エタノールで除菌し、清潔に保ってください。
・汚い手で触らない、ほじらない
清潔でない指で鼻を触ると雑菌によってニキビができやすくなり、爪などで粘膜を傷つけてしまうこともあるため、なるべく手や指で鼻をいじらないようにすることが大切です。鼻の中の汚れが気になるときは、清潔な綿棒で優しく取り除きましょう。
・鼻に不調がある場合は早めに耳鼻科へ
鼻炎が続くと、それだけ粘膜が荒れてニキビができやすくなります。早めに耳鼻科へ行き、適切な治療を受けて鼻炎を改善しましょう。
また、鼻の中にニキビができてしまったときも、悪化する前に耳鼻科へ行くことをお勧めします。
鼻のニキビができると、つい手で触ったりしたくなりますが、必要以上に刺激するのはNGです。気になる鼻のニキビができる前に自分でできる対策法を取り入れて、痛みや不快感を防いでいきましょう。