脂肪じゃなかった!? 二重あごを作る「肌のたるみ」の原因と解消法
公開日:2018/11/22 / 最終更新日:2022/06/06
二重あごは「肥満が原因でできるもの」と思われがちです。しかし実は、肌のたるみも二重あごを生む原因になります。
二重あごと肌のたるみにはどのような関係があるのか、原因や解消法とあわせて探ってみましょう。
肌のたるみと二重あごの関係とは?
鏡を見たときに二重あごになっていると「太って脂肪がついた!?」と焦ってしまいますよね。しかし、脂肪がついていなくても、肌のたるみが原因で二重あごになることがあります。フェイスラインの皮膚が下に引っ張られることであご下にたるみができ、二重あごになってしまうのです。
あごのたるみを作る原因とは?
・筋肉の衰え
唇の下からあご先に伸びているオトガイ筋が衰えると、あごにたるみが生じやすくなります。この筋肉が衰えると、その上にある皮膚が支えられなくなったり、あご周りの代謝が悪くなったりしてたるみやすくなるのです。
・悪い姿勢
普段の姿勢が悪い人も、あごがたるんで二重あごになりやすくなります。猫背などの前傾姿勢になっていると、あごの筋肉がゆるみ、たるみにつながってしまうのです。
・むくみ
「むくみは一時的なもので、肌に大した影響はない」と思われがちですが、実はたるみを作る原因になります。むくむと皮膚が伸びたり、リンパの流れが悪くなったりすることで代謝が低下し、たるみを引き起こしてしまうのです。
たるみと二重あごの解消法
・フェイスエクササイズをする
あご周りの筋肉を鍛えることで、肌のたるみによる二重あごをスッキリさせることができます。以下のようなエクササイズを行って、普段あまり使われない筋肉をしっかり動かしましょう。
① 姿勢を正してから、顔を真上に向ける
② 1の体勢のまま「あ・い・う・え・お」と発音しながら口を大きく動かす
③ 舌を真上に突き出して10秒キープ
※あご周りの筋肉を意識しながら行いましょう。
・いい姿勢を心掛ける
普段の姿勢を良くするだけでも、あごのたるみを防ぐ効果が期待できます。あごを前に突き出すのではなく、姿勢を伸ばしてからあごを引き、胸を軽く開いた姿勢を保つようにしましょう。左右の肩甲骨を寄せることを意識すると、自然と良い姿勢が保てます。
・むくみ対策をする
塩分やアルコールを摂取しすぎたり、血行が悪くなったりすると顔がむくんであごのたるみにつながってしまいます。
味が濃いものやお酒を控えめにするとともに、適度な運動や入浴で血行を促し、日頃からむくみを防ぐようにしましょう。
二重あごが解消されフェイスラインがスッキリすると、不思議と全身がスタイルアップしたように見えるもの。理想的な見た目を維持するためにも、今回ご紹介したケアを取り入れて二重あごを防ぎましょう。