夏こそ保湿が大切! 紫外線を防いで肌のバリア機能を守ろう
公開日:2019/07/13 / 最終更新日:2022/05/20
夏は湿度が高いため、秋冬のように保湿ケアに力を入れなくても大丈夫と思っていませんか? 実は、夏の肌は乾燥しやすく刺激を受けやすい状態になっています。
今回は、夏に起きやすい肌トラブルやお勧めのケア方法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
夏はインナードライに要注意
夏はできるだけさっぱりとしたスキンケアを心掛け、ベタつきを回避しているという方も多いのではないでしょうか。肌がベタつくときは湿気や汗と同様に、乾燥を疑ってみましょう。
夏に感じる肌のごわつきやテカリ、毛穴の開きや吹き出物などに悩む方の多くはインナードライの可能性があります。
インナードライの肌は一見潤っているように見えますが、それは汗や皮脂によるテカリであることがほとんどで、肌の内側は乾燥しているのが特徴です。ベタつきをなくそうといつも以上に念入りに洗顔を行ったり、アルコールの入ったさっぱりとした化粧水を使用したりすることで、肌の乾燥はさらに加速します。
肌の乾燥が進むとバリア機能の低下だけでなく、ターンオーバーの乱れが起きるなどさまざまな肌トラブルの原因となります。また、ターンオーバーが乱れ乾燥した肌には化粧水や美白成分が浸透しづらく、紫外線対策を十分に行うことができません。
スキンケア&紫外線対策がポイント
肌のバリア機能が低下している方は、普段のスキンケアや紫外線対策を見直してみましょう。バリア機能を回復させることで肌トラブルも改善できます。
・まずは正しい洗顔から
洗顔するときに汚れを落とそうと力を入れたり1日に何度も洗顔を行ったりすると、大切な角質をはがしてしまいます。
洗顔フォームをしっかりと泡立て、肌に優しく泡を当てながら洗顔を行い、ぬるま湯でしっかりと泡を洗い流しましょう。洗顔後はフェイスタオルで優しく押さえる程度にしてすぐに保湿をすることが大切です。
・夏でもクリームを使った保湿ケア
洗顔を行った後は化粧水や乳液、美容液でしっかりと保湿を行いましょう。夏はクリームを使わないという方も多いですが、化粧水や美容液の成分を閉じ込めるという意味でもスキンケアの最後に保湿クリームを使用するのがお勧めです。肌がベタつくのが嫌な方は、ジェル状のクリームを使用しましょう。
・紫外線対策をしてバリア機能を守ろう
紫外線はバリア機能の低下だけでなく、肌の乾燥やハリの低下も引き起こします。外に出るときは日焼け止めや日傘、サングラスで紫外線対策を行いましょう。
また、窓から入ってくる紫外線対策として、UVカット素材のカーディガンやUVカットコスメを使用することも大切です。
夏の肌荒れやインナードライは、保湿ケアと紫外線対策をしっかりと行うことで改善できます。ターンオーバーが正常に行われる美しい肌を目指し、肌のバリア機能を回復させましょう。