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デリケートゾーンがかゆくなる原因と正しい対処法

公開日:2018/01/26 / 最終更新日:2022/09/09

牧野 輝美牧野 輝美院長

デリケートゾーンがかゆくなる原因と正しい対処法

デリケートゾーンのかゆみは周囲に相談しにくく、正しい対処法が掴みにくいもの。しかし、放置しているとかゆみが増したり、皮膚を傷つけて症状が悪化してしまう恐れがあります。

デリケートゾーンがかゆくなる原因とは

≪蒸れ・かぶれ≫
デリケートゾーンは蒸れやすいため雑菌が繁殖しやすく、皮膚の常在菌のバランスが崩れることでかゆみが発生します。また下着や生理用ナプキンの刺激が原因で、かゆみを招くことがあります。

≪抵抗力が落ちている≫
体調が悪かったり、抗生物質を服用したりしていると、体の抵抗力が落ちて皮膚のバリア機能が低下しデリケートゾーンがかゆくなります。体調不良時、ストレスや疲れを溜め込んでいる時、妊娠中などは抵抗力が落ちやすいため注意が必要です。

≪カンジダ菌の繁殖≫
カンジダ菌は皮膚常在菌の一種で、誰の皮膚にも存在する菌です。しかし、風邪やストレスなどによって体調が悪くなるとカンジダ菌が異常に繁殖し、かゆみを引き起こしてしまいます。

デリケートゾーンがかゆくなった時の対処法

≪清潔に保つ≫
デリケートゾーンがかゆくなる一番の原因は、蒸れによる雑菌の繁殖です。夜には入浴し、デリケートゾーン専用のソープを使って陰部の汗や汚れを丁寧に洗い流すなどして陰部を清潔に保ちましょう。ただし膣内には自浄作用があるため、中まで洗う必要はありません。洗いすぎると菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。

≪通気性を良くする≫
通気性の良い綿素材のショーツを身につけたり、生理用ナプキンをこまめに変えたりして、デリケートゾーンをなるべく乾燥させることも大切です。また、デリケートゾーンにフィットするようなスキニーパンツはできるだけ控えたほうが◎。ストッキングやタイツも、長時間の着用を避けるようにしましょう。

≪デリケートゾーン専用のかゆみ止めを塗る≫
かゆいからと言ってデリケートゾーンを爪でかきむしってしまうと、かえって症状が悪化してしまいます。かいてしまう前に市販のデリケートゾーン専用のかゆみ止めを塗って症状を抑えましょう。

≪婦人科へ行く≫
陰部のかゆみが続く場合は、膣カンジダ症や性感染症の可能性があります。婦人科へ行って診察を受け、正しい治療を行いましょう。

周囲に相談できないからとデリケートゾーンのかゆみを放置するのはNGです。予防と1日も早い治療を心掛けてください。

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牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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