夏の冷え性を改善! 冷えにくい体を作る食生活

公開日:2019/06/21 / 最終更新日:2019/07/30

笠井 美貴子笠井 美貴子先生

夏の冷え性を改善! 冷えにくい体を作る食生活

気温が高くなると冷房を使う機会が増えますが、冷房対策をしていても体が冷えてしまうという方は多くいます。寒さを感じていないにも関わらず、手や足先などが冷たい場合は冷え性かもしれません。冬だけでなく夏でも環境や過ごし方によって冷え性になることもあり、改善するためには食事で体の中から温めることが必要です。

体の不調を招く夏の冷え性

夏は気温が高いため、冷房の使用や冷たい食べ物の摂取など体を冷やす行動をとりやすく、知らない間に冷え性になることも多いです。冷え性は体が冷えるだけでなく、体の内外にさまざまな影響を与えます。

夏の生活習慣が原因
夏の冷え性の主な原因は冷房によって室内外の温度差が大きくなることです。暑い室外から冷房の効いた涼しい室内に行くと、温度差によって自律神経のバランスが乱れて冷えの症状が進行しやすくなります。反対に涼しい室内から暑い屋外に出たとき、急激な温度変化によって体温が急上昇し、熱中症になってしまうこともあります。
冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎるのも原因の一つで、体の中から冷えることで代謝が悪くなり体の不調を招きます。

・冷えだけでなく体の機能にも影響
体は冷えを感じると中心部に血液を集めて体温を保持しようとするため、末端部分にまで血液が行き渡らなくなり、手足のむくみや肩こり、頭痛などを引き起こします。また、冷たい食べ物で内臓が冷えて食欲減退、便秘や下痢といった症状が現れることもあります。
冷え性は月経不順や、ひどい場合は臓器に影響を来たす膠原病といった病気に繋がることもあるので、体の中から温める対策が必要です。

食べ物で冷え性を改善

体の冷えを防ぐには温かい食事はもちろん、体を温める食材を摂ることがポイントです。内側から温めることで冷えにくい体を作ることができます。

体を温める食べ物
根菜は体を温めるのに効果的で、内臓機能を高めるかぼちゃや血行促進作用を持つねぎなどがあります。特に乾燥・加熱した生姜は体を温める成分ショウガオールを豊富に含むため、冷え性対策に適した食材です。紅茶やスープなど温かいものと一緒に摂ることで、より体を温める効果が期待できます。

・間食したいときに摂りたい食材
砂糖を多く含むお菓子は血行不良を起こし体を冷やしてしまうため、甘いものを食べたいときはさくらんぼやりんごなどがお勧めです。水分を多く含む果物でも、寒い地域や時期に収穫されるものは体を冷やしにくいといわれています。
ほかにもアーモンドやくるみといったナッツ類は、血行を良くする作用があるので冷え性改善に役立ちます。

夏野菜は食べ方に注意
きゅうりやトマトなど夏に収穫される野菜は水分を多く含み、体を冷やす働きを持っていますが、加熱して食べることで冷えの効果を抑えることができます。生で食べる場合でも体を温める働きを持つ味噌や納豆などの発酵食品、唐辛子といった香辛料と一緒に摂取すると冷え防止につながります。

冷房や冷たい食べ物など暑さ対策として行っていることが冷え性に繋がるため、積極的に体を温める食材を摂ることが夏の冷え性には必要です。冷えを解消することで血行が良くなり、肩こりや頭痛の解消も期待できるため、賢く食材を選んで体の中から健康になりましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

笠井 美貴子

笠井 美貴子先生かさい みきこ

シロノクリニック銀座

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づく確かな治療で、多くの患者様から厚い信頼を獲得。 美への探究心が強く、結果に差がつく高い技術と気さくな人柄で心身共にトータルで美を提供します。