トロトロ&サクサクの長芋には美容効果があるって本当?
公開日:2019/10/29 / 最終更新日:2019/10/29
すりおろすとトロッと滑らかに、そのまま切って食べるとサクサクとして食感が楽しめる長芋。様々な栄養が含まれていて昔から健康にいいことで有名ですが、実は女性にも嬉しい美容効果があります。長いものどのような栄養が美容を後押ししてくれるのか、効果的な食べ方とあわせて見ていきましょう。
長芋の美容効果
■美肌効果
長いものネバネバ成分であるムチンは高い保水力を持ち、肌や粘膜を健康に保つ効果があります。また、代謝に欠かせないビタミンB群、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、保湿効果のあるアルギニンなど、美肌を維持したい女性に嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。
■むくみ予防効果
長芋に豊富に含まれているカリウムは、体内の余分な塩分や水分の排出を促して、むくみを予防してくれます。女性が気になりがちな脚や顔のむくみ対策にも、長芋がオススメです。
■ダイエット効果
長芋に含まれる水溶性食物繊維には、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の急上昇を抑える働きがあります。実はこの効果はダイエットにも効果的。摂取した糖が脂肪として蓄積されるのを防ぐことができます。
■便秘改善効果
水溶性食物繊維には整腸作用があるため、女性に多い便秘の改善にも役立ちます。また、消化酵素のアミラーゼが含まれていますから、胃腸の働きを助けたい時にも最適です。
美容効果を活かす長芋の食べ方
■生のまま食べる
長芋に含まれるビタミンCやムチンは熱に弱い性質があります。できるならなるべく加熱せずに生なまま頂きましょう。長芋は水分が多いため、とろろにすると粘り気が少ないのが特徴です。短冊きりにしてサクサクとした食感を楽しむのもオススメです。
■食事の最初の方に食べる
長芋は食事の最初の方に食べるとダイエットに効果的です。水溶性食物繊維を先に摂取しておくことで、その後の血糖値の急上昇を抑えることができます。また最初に食べておくことで、満足感が得られるため食べ過ぎの予防にもなります。
■食感を変えたい時は加熱しても
長芋を加熱するとでんぷん質が変化してホクホクとした食感になります。食物繊維は加熱しても問題ないので、生食に飽きた時は火を加えてみてもいいでしょう。おろしたものをお好み焼きのつなぎに利用するればふわふわとした食感が楽しめて満足感もアップします。
長芋の旬は、冬と春の2回。今こそ美味しい長芋をたくさん食べて、理想的な美肌や体型を手に入れたいですね!