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乾燥肌はどのクレンジングを選べばいい? ベストマッチなアイテムの選び方

公開日:2019/10/16 / 最終更新日:2022/05/12

笠井 美貴子笠井 美貴子院長

乾燥肌はどのクレンジングを選べばいい? ベストマッチなアイテムの選び方

クレンジングの度に肌の乾燥が気になるという人は、クレンジングが合っていないのかもしれません。
クレンジングは、スキンケアの中でも最も大切なポイントの一つです。自分の肌に合ったクレンジングを選ぶことで、肌が柔らかくなって保湿力が増し、くすみ抜けした透明感のある肌になることができます。
そこで、乾燥肌の人に合うクレンジングの選び方についてご紹介します。

乾燥肌のクレンジングの選び方

・保湿性の高いクレンジングがお勧め

乾燥肌は、肌細胞が乾いて一つ一つが反りあがったようになることで隙間ができ、水分が蒸発しやすい状態です。そのため乾燥肌の人のクレンジングには、保湿性が高く、必要な皮脂を洗い流さないマイルドな洗浄力のものがお勧めです。ミルクタイプのクレンジングは、保湿成分が豊富で肌への負担が軽く、洗い上がりもしっとりと仕上がります。

また、肌の温度で溶かして使うバームタイプや、保湿力の高いクリームタイプ、洗浄力の強いオイルでもホホバやオリーブなど天然成分が主成分となっているものは、肌を保湿しながらクレンジングをすることができます。

・注意したい成分とお勧めの成分

クレンジングを選ぶ時には、成分にも着目しましょう。注意するべきなのは、界面活洗剤入りのクレンジングです。

界面活性剤は多くのクレンジングに入っていますが、中でも洗浄力が強い「アルキル硫酸塩」「塩化アルキルトリメチルアンモニウム」「塩化ジアルキルジメチルアンモニウム」などの成分は、肌に必要な皮脂までも奪ってしまうので注意しましょう。
お勧めの成分は、「セラミド」「スフィンゴ脂質」「大豆レシチン」「ステアリン酸コレステロール」「コレステロールエステル」などの保湿成分です。これらの成分は、肌に潤いを与えながらしっとりと洗い上げることができます。

最近では界面活性剤や鉱物油、アルコールが入っていない、無添加で肌に優しいクレンジングも多く、そういったものを選ぶのもお勧めです。

■さらに効果を高めるために

・自分の肌質を知ることが大切

自分がどのタイプの乾燥肌か知るために、洗顔後、肌に何もつけずに数分おいてみましょう。肌が乾いてつっぱる人は通常の乾燥肌、はじめはつっぱっていてもあとから皮脂でベトつく人は脂性乾燥肌(インナードライ肌)だと考えられます。
どちらのタイプも水分や油分が不足しているので、十分な保湿成分の入ったクレンジングがお勧めです。脂性乾燥肌の人は肌のベトつきが気になるからと洗浄力の強いものを選びがちですが、皮脂の取りすぎがかえって皮脂分泌を促してしまうので気を付けましょう。

・正しいクレンジングで乾燥肌改善

クレンジング前にホットタオルを顔に当てると汚れが浮き、落ちやすくなります。その後、適量のクレンジングを顔にのせ、指先十分に馴染ませてから、たっぷりのぬるま湯で洗い流してください。ダブル洗顔をするかどうかはクレンジング剤によって違うので、パッケージなどを確認しましょう。
洗顔後に水分を拭き取る時は、濡れたタオルを使うと繊維による肌への刺激を防ぐことができます。肌の潤いを奪いすぎることもないので、乾燥肌や敏感肌の人には特にお勧めの方法です。

自分に合ったクレンジングを選ぶことで肌の潤いを守ることができ、乾燥肌を改善して美しい肌を保つことができます。
クレンジングの仕方次第で、化粧水や美容液の浸透に違いが現れます。肌を整えておくことで、ターンオーバーの正常化や保湿力アップなど、アンチエイジングにも役立つので、ぜひ参考にしてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

笠井 美貴子

笠井 美貴子院長かさい みきこ

シロノクリニック銀座

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づく確かな治療で、多くの患者様から厚い信頼を獲得。 美への探究心が強く、結果に差がつく高い技術と気さくな人柄で心身共にトータルで美を提供します。

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