レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

瞳の紫外線対策を制すものは夏を制す? UVカットサングラスの選び方

公開日:2019/07/24 / 最終更新日:2022/05/19

徳永 真理徳永 真理先生

瞳の紫外線対策を制すものは夏を制す? UVカットサングラスの選び方

月から9月は1年のなかでも特に紫外線が強い時期です。顔や体は念入りに紫外線対策をしているという方も多いですが、瞳の紫外線対策はどうでしょう? 瞳の紫外線対策を怠ると、日焼け止めを塗っていてもシミやソバカスができてしまうことがあります。

今回は瞳の紫外線対策や、正しいUVカットサングラスの選び方をご紹介します。

紫外線と瞳の関係

私たちの瞳は常に外部にさらされていますが、直接紫外線を浴びることでどのような影響があるのでしょうか。まずは紫外線の種類と紫外線が瞳に与える影響について見てみましょう。

紫外線の種類
紫外線にはUVA、UVB、UVCの3種類があります。UVCは大半がオゾン層で吸収されるため、地上にはほぼ届きません。
UVAは地上に届く紫外線の約9割を占めます。波長が長く、雲やガラスを通り抜けて私たちの肌の真皮にまで届くのが特徴です。すぐに肌表面に変化が現れるわけではなく、時間をかけて徐々にシミやシワといった形でダメージが現れます。
反対に、日焼けをしてすぐに肌表面に変化が表れるのがUVBの特徴です。表皮にダメージを与えるため、肌に赤みや炎症が現れやすいです。

瞳への影響
紫外線を浴びた瞳は肌と同じようにダメージを受けています。強い紫外線を浴び続けた瞳は角膜が炎症を起こして充血したり痛みを感じたりするだけでなく、長期間紫外線を浴び続けることで水晶体が傷つき、白内障といった目の病気につながることがあります。

また瞳が紫外線を浴びると、メラニンを生成して体を守るように脳から指示が出ます。指示を受けた肌のメラノサイトがメラニンを生成しようとして、結果的にシミやソバカスにつながってしまうのです。

色の薄いサングラスで瞳の紫外線対策

瞳の病気の予防としてだけでなく、肌への影響を防ぐためにも紫外線から瞳を守ることが大切です。瞳の紫外線対策としてサングラスをかけているという方は多いですが、どのような基準でサングラスを選んでいますか? 

私たちの瞳孔は暗い場所で大きくなり、明るい場所では小さくなるという特徴があります。そのため色の濃いサングラスをかけると瞳孔が大きくなり、紫外線を多く浴びてしまうのです。濃い色のサングラスをかけることで瞳孔が開き、より紫外線を浴びてしまう恐れもあるため、できるだけ色の薄いサングラスを選ぶようにしましょう。
また、紫外線透過率が低くUVカット率99%以上といった紫外線防止効果の高いレンズを選ぶのもポイントです。

瞳の紫外線対策は紫外線の強い夏はもちろん、年間を通して行うことが大切です。UVカットサングラスをかけて瞳と肌の両方を紫外線から守りましょう

Profile このコラムは私が担当しました!

徳永 真理

徳永 真理先生とくなが まり

シロノクリニック銀座

「手術をしない美容医療によって、美しくすることができる」ところに魅力を感じて、美容皮膚科へ。注入箇所・量、デザインの精密な見極めが要求される、ボトックスやヒアルロン酸注入を得意としています。シロノクリニックのリーダー的存在、全治療のエキスパートです。

徳永 真理先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック銀座院

シロノクリニック銀座院

〒104-0061

東京都中央区銀座2-6-4 竹中銀座ビルディング 4階

0120-997-474